2020年1月19日(日)に生涯学習センター「ラピカ」において、「楽しい将棋教室presentsラピカ将棋大会」を開催いたしました。
4回目となる今回は、31名の方にお集まりいただきました。
入賞者6名中、子ども2名、シニア2名、と年代問わずに活躍できるのが将棋の良いところです。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今回の賞品
今回はNTTドコモ様、光月堂様、味の横綱様、「普及のために使って」と色紙をくださった将棋ファン様、ご提供ありがとうございました。
会場の様子
ラピカさんは図書館もあり、将棋の書籍もたくさん置いてくださっています。
入賞者
<Aクラス>
優 勝 米岡 遥平さん
準優勝 西村 雄吾さん
第3位 近江 峻さん
<Bクラス>
優 勝 堀内 優希さん
準優勝 土田 悠真さん
第3位 木村 千代志さん
入賞おめでとうございます!
次の一手 解答・解説
今回はお昼休憩中に次の一手を出題しました。
問題図はこちら
詳しい解説はここをクリック
正解:▲6八銀
解説:先手玉は△4八飛成以下の詰めろ、後手玉は7九の馬が利いていて詰みません。
そこで、焦点に捨てる▲6八銀が正解です。
飛車で取ると▲1三金で詰むので、後手は△同馬と取ることになります。
これで先手玉の詰めろが消えたので、▲2一金と詰めろをかけて先手の勝ちとなります。
問題図に戻り▲6八金の方が両方の飛車取りになるので良さそうですが、△同馬と取られた手が△3八金▲同玉△4九飛成以下の詰めろになるため、後手勝ちです。
詰将棋 解答・解説
大会参加者に詰将棋をお配りしました。
問題図はこちら
詳しい解説はここをクリック
正解:▲5三銀△6三玉▲5二角△7二玉▲6一角成△8一玉▲7三桂不成△9一玉▲9二歩
△同玉▲8三金△9一玉▲8一桂成△同玉▲7二馬△9一玉▲8二金 まで17手詰
解説:「金はトドメに残せ」の格言通り、初手は▲5三銀から入ります。対して△4一玉なら▲4二金の頭金で早詰みです。
以下、頭金を見せながら馬を作ります。
6手目△8一玉に代えて△6三玉は▲6二銀成が好手で、どう応じても金打ちまでです。
△8一玉にも7手目▲7三桂不成の好手があり、13手目に▲8一桂成ともう1回使っての詰みとなります。